肘内障

<p>2021.10.03 日

肘内障

 

 

【こんな症状でお困りではありませんか?】

  • ・幼少児が急に痛がって腕を動かさなくなった
  • ・お子さんの手を引っ張った際、泣き出した
  • ・小児が突然を痛がって曲げなくなった
  • ・腕をだらんと垂らしたまま曲げようとしない
  • ・腕に触れようとすると嫌がり泣き出す

 

【肘内障とは】

幼少児は肘の靱帯(輪状靭帯)が未成熟で、肘の外側の骨(橈骨頭)がはずれかけ亜脱臼することによって起こります。子供の橈骨は軟骨成分に富んでいて、輪状靭帯の柔軟性も高いので、無理に引っ張ると亜脱臼してしまいます。

多くは、1歳未満から6歳ぐらいの子供によくみられます。

 

【肘内障の原因】

親がこどもと手をつないで歩いているとき、子どもが転びそうになりとっさに手を引っ張って起こるなど、歩き始めから小学入学前までの子どもに多いです。

 

【津山市ことぶき接骨院でできる肘内障のアプローチ】

肘内障は、しっかりと整復できれば、子供はすぐに手を使いだします。はずれかかっている橈骨をしっかりと輪状靭帯にはめると子供はすぐに手を使い遊び始めます。稀に一晩中抜けたままで、靭帯や関節に炎症反応の痛みが残り、整復後すぐに手を動かさない場合がありますが、10分ほどで子供は手を使い始めます。肘内障は基本的には治療の必要性はなく、整復後は通院の必要はありません。ただ、肘内障の再発率は高い傾向にあります。日常でご両親が気をつける事、幼稚園などでの行事で気をつける事をお伝えし、なるべく再発しないようご指導致します。

 

※肘内障の注意点

肘内障かな?と思っても、稀に骨折が隠れている場合があります。

原因が転倒して手を着いた、などの外傷性の場合は特に注意が必要となります。

寿接骨院では問診・触診をしっかり行い、骨折の有無を判断して

骨折の疑いがある場合は整形外科に紹介をさせて戴く事があります。

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